自動でディスプレイの電源が切れない問題への対処

　メインPCのWindows10を20H2にアップデートしたら、放置時にディスプレイの電源を自動で切る設定が働かなくなってしまった。

　powercfg /requests を実行しても、「DISPLAY:」は「なし。」となっているので、問題は見受けられない。



　Googleで探すと、https://superuser.com/questions/1633518/windows-10-desktop-pc-will-not-go-to-sleep-automatically-based-on-set-idle-timer で見つけた情報により、以下のAutoHotkeyスクリプトを実行してみると、表示されるアイドル時間の数字がカウントアップしないので、何らかの入力が発生し続けていることは判明した。

loop
{
  Sleep, 500
  Tooltip, %A_TimeIdle%
}

ESC::
ExitApp

　そこで、デバイスマネージャーを開いて怪しそうなデバイスを無効にしていったら、「HID 準拠ゲーム コントローラー」を無効にしたところでアイドル時間がカウントアップを始めた（マウスカーソル右下の数字）ので、PSゲームパッドコンバーターが原因だと分かった。



　無効にしたことで入力状態がリセットされたのか、再度「HID 準拠ゲーム コントローラー」を有効に戻してもアイドル時間のカウントは続くようになり、ディスプレイの電源も自動で切れるようになったので、ようやく解決した。